売る人は増え、買う人は減っていた2017年金地金売買動向。2018/2/2
田中貴金属工業における売買動向
・あくまで大手地金商の田中貴金属における、2017年間、金の買取、販売量。販売量は前年比約34%の減少
2017年の金地金の販売量は、前年比34.4%減の1万7,978kg。
買取量は前年比約25%増
一方、買取量は同24.8%増の2万2,392 kgとなった。
2017年、年間平均価格は4576円
2017年の金の国内平均価格は、前年(4,396円/g)より180円高い4,576円/gだった。
・金地金の平均価格が前年より若干上昇した事も、買い手が減り、売り手が増えた要因だと思われる。
・2005年かそれ以前から、日本は金を売り、中国(外国)は金を買うという流れは変わっていない。
・それだけ日本国民の購買力が低下しているともいえると思われる。
・買っている国は、大口を除けば、中国とインドの国民で間違いない。
プラチナの2017年売買動向
プラチナ地金の販売量は、前年比45.7%減の8,310kgだった。一方、買取量は前年比13.8%増の4,094kg。国内のプラチナ平均価格は前年(3,535円/g)を12円下回った。
2017年の金地金・プラチナ地金の買取量増加、販売量は減少へ | マイナビニュース
3年以上金とプラチナ価格のねじれ続く
・2015年1月から現在に至るまで、金とプラチナの価格逆転現象が続いている。・10年前の2008年には、国際プラチナ価格は、1トロイオンス=2,272ドル、国内プラチナ価格は、1グラム=7,589円(田中貴金属小売価格)まで上昇した事もあった。
・当時の国際金価格は、1トロイオンス=1,023ドル、国内金価格は、1グラム=3,339円と、プラチナと金には、倍以上の価格差があった。
・2007年時点でも、プラチナ、1グラム=5,705円、金、1グラム=3,070円と2倍近い価格差があった。
・価格が逆転するまでは、プラチナ(白金)の方が、埋蔵量が少ない、採掘量が少ない希少性が高い。そして車の排ガス規制など工業用の用途もあり、プラチナの方が貴重という認識が世界共通認識だった。
・それが今や金の方が希少性が高くなっており、このトレンドがこの先も続くと思われる。
・希少性というよりも、金の方が買いたい人が圧倒的に多い、需要が圧倒的に多いという事だろう。
プラチナ、金、どちらかに投資するなら
・言うまでもなく金。
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