ダウ平均再び1000ドル超下落。2万4000ドル下回る。2018/2/9
2月5日に続き、大幅下落
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続落し、前日比1032ドル89セント(4.1%)安の2万3860ドル46セントで終えた。米長期金利の上昇圧力の高まりが警戒され、PER(株価収益率)が高いハイテク株を中心に幅広い銘柄が売られた。米株の価格変動率の高まりも投資家心理を冷やした。
過去2番目の下げ幅
ダウ平均は過去最大の下げ幅となった5日に次ぐ過去2番目の下げ幅となった。1月26日に付けた過去最高値(2万6616ドル)からの下落率は10%を超え、調整局面に入った。
米国株、ダウ再び1000ドル超下落 2万4000ドル下回る 長期金利上昇を警戒
ダウ平均の終値は前日比1032.89ドル(4.15%)安の2万3860.46ドル。S&P500種指数は100.66ポイント(3.75%)安の2581.00、ナスダック総合指数は274.82ポイント(3.90%)安の6777.16で引けた。
米ダウ平均1000ドル超の下げ、調整局面入り - WSJ
・1032.89ドル安は、2月5日(月)の1175.21ドル安に続き、過去2番目の下げ幅に。
今後の金融市場、識者の見通し
「株、下値めどは2万1000円程度 国内勢の買いが下支え」
石黒英之・大和証券シニアストラテジスト
「株、2万0800円まで下落も 米金融株安が気がかり」
倉持靖彦・みずほ証券投資情報部長
「円、108円台前半まで上昇余地」
古草鉄也・ヒロセ通商取締役
「米欧の金融引き締めを警戒 株価の底値見えず」
大和証券キャピタル・マーケッツアメリカの米国株式部門のマネージング・ディレクター、シュナイダー恵子氏
「FRB新体制の不透明感を嫌気 今後の下げは5%程度」
BMOプライベート・バンクの最高投資責任者(CIO)、ジャック・アブリン氏
「株安が景気に悪影響も 『健全な調整』の域超える」
三菱東京UFJ銀行ニューヨークのチーフ金融エコノミスト、クリストファー・ラプキー氏
ダウ再び1000ドル安 市場への影響と今後の見通し :日本経済新聞
・8日の終値が2万3860.46ドルなので、2万1000ドルまで下げると仮定すると、今後2800ドルの下げが待っている事となる。今後5%の下げと過程すると、約1200ドルの下げで留まる公算。
米国株、調整入りか
この日の下落で、主要3指数はいずれも年初来でマイナス圏に沈んだ。ダウは直近の高値を10%下回る2万3955.04ドルの水準を下回って引け、調整局面入りした。
米ダウ平均1000ドル超の下げ、調整局面入り - WSJ
ブログを更新しました。 バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略) : 米国株式市場は2万2000ドルを目指し、三か月間調整する理由 https://t.co/lwp1z8zRMg
— バフェット太郎 (@buffett_taro) 2018年2月8日
過去を振り返ると、VIX指数が40ポイントを超えた場合、ダウ平均は15〜20%下げ、約三か月間の調整局面を迎える傾向にあるということがわかります。
つまり、過去の経験則に従えば、2万6600ドルだったダウ平均は2万1280ドル〜2万2610ドル程度まで下げて、約三か月間の調整を迎えるというわけです。
・この仮説が今回も当たった場合、5月までは調整局面という事になる。
FRBの国債市場撤退、長期金利上昇が原因か
米国株1032ドル安。2度目の乱気流だ。FRBの国債市場撤退による長期金利上昇が一連の乱気流の原因だろう。日銀に比べ圧倒的に少額ではあるものの国債市場に参入していたFRBが撤退するのだから当然の動きだ。それに大型減税による国債増発で需給が崩れた。官製相場でゆがんだ相場の修正の動きだ。
— 藤巻 健史(経済評論家・参議院議員) (@fujimaki_takesi) 2018年2月8日
おはぎゃー😱
— にこそく(市況民) (@nicosokufx) 2018年2月8日
🇺🇸ダウ「また大幅下落」
ダウ 前日比
2/8(木) -1,032⭐️米10年債2.88%
2/7(水) -19
2/6(火) +567 (長期金利低下)
2/5(月) -1,175⭐️米10年債2.88%
2/2(金) -665 🇺🇸雇用統計(賃金⭕️米10年債 急騰)
要因
2/2、2/5、2/8
⇒米長期金利上昇🌀
なぜ金利上昇?
⇒インフレへの警戒 pic.twitter.com/0jcuLhXth4
昨日の米国債市場、長期金利、超長期金利はさらに上昇https://t.co/RC5fQ4L9YK pic.twitter.com/3WkTqf4Zga
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2018年2月9日
米株・日本株の急落は米長期金利の急上昇によるもので、その原因は米雇用統計の雇用者数の大幅増加・サプライズ的な平均時給の大幅上昇。よって、米国経済の確固たる堅調さが示されたわけなのでリスクマネーは必ず回帰する。株の売りが一巡した時に仮想通貨市場の悪材料がどうなっているかが重要です。
— 美希@仮想通貨 (@Crypt_Gir1) 2018年2月5日
・ただ米国の長期金利が上昇している割には、ドル円相場でドルが上昇していないのが気がかり。円以外の通貨に対してはドルが買われている。
急落の原因、アルゴリズムや高頻度のクオンツ取引か
ウリン・アンド・カンパニー・ウェルス・マネジメントのジョン・ウリン氏は、5日のダウ平均が一時1600ポイント近く下げたことについて顧客に連絡を取り、「マクロ的なイベントや近くの非常口に殺到する人々というよりも、アルゴリズムや高頻度のクオンツ取引によるものだろうと話している」と電子メールに記した。
何が相場の下落を加速させたのかは、決して明らかにはならないかもしれない。10年5月6日にダウ平均が1000ポイント近く下げたフラッシュクラッシュと呼ばれる瞬間的急落の原因も明確になっていない。ただ当時と異なり、今回は過去10年の電子市場の進展で人気を博した自動的なクオンツ戦略に注目が集まる。特に、ボラティリティーに関連するトレーディングプログラムに疑いの目が向けられた。
ダウ平均、急落させたのは誰だ−浮かび上がる機械犯人説 - Bloomberg
・米国株の急落、続落の背景(引き金)に米超金利の上昇があり、そこへ、アルゴリズムや高頻度のクオンツ取引の要素が加わった事により、短期間でこれだけの下落につながったのだろうか。
・2010年5月に発生したダウ平均の急落も、アルゴリズム取引が原因なのではないかと当時も言われていたが、結局原因は分かっていない模様。
・ダウ平均が2万6616ドルと過去最高値を更新していた最中の出来事なので、上昇し過ぎた為とシンプルに考えられるのかもしれない。
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